
稲作農家であった初代が納豆製造を始めて今年で76年。川口納豆は積み重ねた経験と、手づくりの技で完成します。宮城県産の大豆を中心に使い、地産地消による脱炭素にも貢献。国内外に向けて販売を展開しています。

地元の農家やJAと連携して、大豆の安定した供給体制を確保。その日の天候や湿度などに合わせて、微調整しながらつくられているのが川口納豆の特徴です。そのベースにあるのが「地産地消」の考え方。その土地で収穫した大豆を使うことで、環境負荷の少ない納豆づくりを実践し、食を通じた地域貢献も大切にしています。


洗った大豆を一晩水に浸し、蒸してから納豆菌を加えて発酵させます。発酵に適した温度と湿度を保ち、熟成させたら冷却・包装して出荷。シンプルな工程だからこそ、要所では大豆の状態をくまなく観察します。納豆と米を融合した新商品の開発を目指し、米づくりにも取り組んでいます。その過程で出るもみ殻は炭化して土壌改良資材などとして活用。CO₂削減にもつなげています。

産地や天候によって状態が変わる大豆を人の目と経験で選定。微妙な違いを見極め、さらに製造の工程ごとに調整。職人の手で「川口納豆」の味と歯ごたえを守っています。


川口納豆では、もともと米農家として培った経験を活かし、自社の農業部門で生産したお米と納豆を融合させた商品づくりに取り組んでいます。その代表が、お米と味噌を原料にした「味噌せんべい」に、乾燥納豆をのせた『川口納豆せんべい』。草加せんべいの職人に指導を受けながら完成。納豆とお米をともに手がける企業は少なく、「二つの強みをどう組み合わせ、商品にしていくか」を考える中で生まれました。

また地域貢献の一環として、外部に依頼し、「日本酒」や「ふりかけ」なども開発。そのほか、納豆の匂いやネバネバが苦手な方でも食べやすい『乾燥納豆』は『マツコの知らない世界』でも紹介されました。

| 住所 | 宮城県栗原市一迫字嶋躰小原10番地 |
| 電話番号 | 0228-54-2536 |
| URL | https://www.kawaguchi-natto.co.jp |