
ネジを入れる穴にネジ山をつくるタップと、ネジになる前の棒にネジ山をつくるダイスを中心にネジ切り工具を製造。特注に応える高い技術でつくられる汎用品も、自社ブランド「H.T.D」として国内外に出荷しています。
ものづくりに欠かせないネジは、製品の形を維持し、機能を果たすための要。少しのゆがみも許されない正確性が求められる中、早坂精密工業には、中心軸を基準にゆがみのないタップをつくる技術があります。中でも6角軸ドリル付きタップは、これだけでネジ穴加工が可能なことから、そのオリジナリティにも注目が集まっています。
何十という工程を経て完成するネジ切り工具の製造過程の中で、特に同社の技術の高さが活かされているのが、金属に高熱を加えて高温状態にし、急冷することで硬化させる「焼入れ」と、加工後のネジ山を砥石で研削する「ネジ研」です。お客さまが安心して使える製品を届けようとする思いが、技術向上の源です。
同社のすべての製品は、決められた形状を削り出すための「刃物」です。「刃つけ」の工程には、材質の特徴を見極める目と、誤差のない仕上がりをかなえる技術が求められます。
住所 | 宮城県加美郡加美町羽場屋敷前三番1-1 |
電話番号 | 0229-63-2535 |
URL | https://www.htd-m.co.jp |